2010年2月 9日 (火)

毒 vs 毒

Photo_4

セミホウボウのいる水槽で

小さな、でも痛々しいバトルが繰り広げられておりました。

 

この水槽にはセミホウボウ以外に

呼ばれざる生物:セイタカイソギンチャクがおります。

 

毒の刺胞を持ち、

展示生物に害を与えることもあるので

当館のスタッフだけでなく

全国の水族館の魚を担当する人間

 

いや、

 

アクアリスト全体から嫌われ者の

セイタカイソギンチャクにライバルが現れました。

Photo_5

 

ウミケムシの仲間です。

おどろおどろしい曲を想像してください。

 

 

セミホウボウに餌をあげると岩の隙間から

たくさんのウミケムシが姿を現します。

 気持ち悪り~gawk

 

 

餌のカスを探し回るウミケムシ。

そのうちの1匹が、セイタカイソギンチャクに

近づいていきます。

1_2

あー、そんなに近づいたらやられてしまう~

ってどっちに同情しているのでしょうか。

自分でも分りません。

 

2

次の瞬間、

  ビシッsign03

 

イソギンチャクの触手がウミケムシを捕らえましたsweat01

ウミケムシは少し「への字」になってもがきます。

 

このまま、ウミケムシはイソギンチャクに取り込まれて

しまうのだろうか?

と、思った次の瞬間

 

Photo_6

ウミケムシを捕らえていた触手が縮みました。

 

そして慌てて去っていくウミケムシ。

 

 

あとには何もなかったかのように

セイタカイソギンチャクが残っていました。

 

 

この勝負、

セイタカイソギンチャクの勝ちpaper

 

 

 

 

 

 

 

でもイソギンチャクは動けないからなぁ。

逃げないんじゃなくて、逃げられないのかも・・・

 

 

 

やっぱり、

両者引き分けsign03

 

 

 

見事な大岡裁きで

    本日のブログ終了。

 

 

 

ふたみ

ロッククライミング♪♪

よしもとおもしろ水族館では体力自慢の生き物がいますdelicious

 

いつもならば砂の中に潜って、ぐーたらしているのですが

 

何故か準備運動までして珍しい光景☆☆

 

Photo

 

はりきっていますねnotenote

 

何かいいことでもあったのかな・・・bleah

 

さぁ!!

 

準備運動もばっちり!!

 

ロッククライミングsign03スタート♪♪

 

Photo_2

 

おぉーsign03

 

すげぇーcoldsweats02

 

手を使わずに登ってるし(笑)!!

 

Photo_3

 

ロッククライミングというよりか・・・

 

仕切り版に足を引っ掛けて登ってるんだけどね・・・coldsweats01

 

なんてスゴ技!!

 

落ちないでね・・・

 

カラッパ君・・・bleah

 

(たに)。

 

2010年2月 7日 (日)

ダンス

おもしろ水族館では、マレージャイアントスコーピオンというサソリを展示しています。

 

今回はサソリのお腹側を見ていただこうと思い、(雅)の協力の下でマレージャイアントスコーピオンのお腹を撮影してみました。

 

Mesu_2

↑ 腹部のほぼ中央にある「くし」のような器官があります。これはペクチンと呼ばれ、振動や湿気など地面から伝わる様々な情報を感知するといわれています。ちなみにこの個体はメスだと思われます。

 

Osu

↑ 上のメス個体のペクチンに比べ、大きく横に広がっています。大きいペクチンを持っているのは「オス」だといわれています。もっとも、私も比べることが出来たから説明出来るんですが…coldsweats01

 

 

でも…こんなネタだけだとつまらないかなぁ…。

と、軽く悩んでしまい、別のネタを探そう!と考えていたら、サソリ水槽に異変!が起きました!!!

 

 

Dsc_0042

 

腹の裏側を見られたことがオスの本能に火を点けてしまったのか、メスの手(ハサミ)を取り、激しいダンスを始めてしまったのです!

 

 

Dannsu_2  

 

このダンスは「婚姻ダンス」あるいは「サソリのダンス」などとも呼ばれ、オスが精子の入った「精包」というカプセルを、メスの生殖口から取り込ませるために誘導させるという目的があるようです。この目的を達するため、小刻みに動いたりしていたのです。 

メスの手を取って、ダンスをエスコートしているようですね! 

 

まさに素敵なダンスですよね!

 

ね!

 

 

皆さん!素敵なダンスだと思ってくださいっ!お願いします!

 

…サソリだって必死です! 

 

 

忌み嫌われている代名詞みたいなサソリですが、赤ちゃんサソリは見てみたくありませんかぁ…?

オスの本懐が達せられているといいんですが。

サソリの味方(瀬)

 

 

 

 

2010年2月 6日 (土)

目の付け所をかえてみる

魚を鑑賞する時、皆さんは魚の何処に注目しますか?

 

シルエットや模様など、様々なところに目が行くと思いますflair

 

今回、わたしは魚の目に注目してみましたnote

 

すると結構面白かったのでブログにしてみますeye

 

まずはこちら

 

Photo

 

ツマジロオコゼの目ですhappy01

 

皆さんは何に見えますか??

 

わたしはヒマワリ(少し枯れ気味!←ここ重要)に見えましたnote

 

 

続いてこちら

 

Utubo

 

ハナビラウツボですflair

 

この目、わたしには皆既日食に見えましたflair

 

 

 

こうやって見ると、魚の目って凄く面白い模様をしていますよねshine

 

これからは魚の目の模様に、もっと注目してみようと思いましたnote

 

 

 

 

さて、最後にクイズですsign01

 

 

Dsc_0016

 

こちらは目は飼育員の目です(笑)

 

さて、誰の目でしょーsign03

 

 

(安)

2010年2月 5日 (金)

果たして何人の方が・・・

おもしろ水族館にあるシマウミヘビの水槽です。

Dsc_0050

 

一見すると何もいないように見えます。

 

それもそのはず

 

シマウミヘビは日中はエサのとき以外は

 

ほとんど砂に潜っているので見えないことが多いんです。

 

でも、たま~~~~~~~に

 

エサのとき以外でも 見られる時があります。

 

下の写真の様にひょっこりと顔だけ出していることがあるんです。

 

(それがどんなときかはわかりません)

 

Dsc_0052

 

Dsc_0048

 

水槽の前でお客さんの反応を見ていると

 

”なにもいないねぇ~”

 

といって次の水槽を見てしまうお客さんもけっこういるんです。

 

はたして彼らの存在に気付いてくれている方は何人いるのでしょうか。

 

この水槽に限らず、他の水槽にも

 

控えめ?に存在を主張している生物がいるので

 

よ~く目を凝らして探してみてさいね。

 

 

 

2010年2月 4日 (木)

隅々まで水槽を観察してみると・・・

今日の舞台は、龍宮水槽です。

 

この水槽は自然の海をそのまま再現した水槽なので、いたるところに小さな生き物が暮らしています。

 

今日はその中でもかなり小さい生き物を紹介していきましょう!

 

Dsc_0022_2

写真は龍宮水槽の左半分ですが、今日の主役は○で囲んである辺りに暮らしています。

 

主役がいる辺りを拡大してみましょう! 

 

Dsc_0023_2

 

はい、だいぶ見やすくなりましたね?

 

みなさんお解りだと思います!

 

まだ分からないお客様に出血大サービス!

 

Dsc_0017

 

ここまで来たら分かります。

 

正解は、オオシライトゴカイです。

 

ゴカイなんて名前がついていますが、誤解されては困ります。

 

れっきとした、ケヤリムシの仲間なのです。

 

釣りエサなどで使われるゴカイとは似ても似つかぬ姿をしていますが、棲管と呼ばれる筒状の部分が、グニャグニャと長くまるでゴカイの様だということから、この名前がついたのでしょうか?

 

鰓冠と呼ばれる花のような部分は、赤と白のグラデーションが美しい姿をしています。

 

ここまで紹介しても、どれがオオシライトゴカイなのか分からない方もいらっしゃると思います。

 

分からない方は、ぜひおもしろ水族館まで足を運んでもらって、観察してみましょう!

 

この写真のようなキレイな花(のような生き物)が観察できると思います。

 Dsc_0008

 

写真ではこれが限界でした(´・ω・)

 

(先)

 

2010年2月 3日 (水)

頑張ってます!!

館内見回り時のことでした・・・。

 

カクレクマノミさんが何だか怪しい行動をしていましたsweat01

 

ま・・・まさか夜逃げsign02

 

・・・なわけない(笑)paper

 

その行動とは・・・こちらdowndown

 

Photo

 

お腹パンパンではないですか♪♪

 

そっか☆☆

 

もしや・・・食い逃げだな??coldsweats02

 

・・・なわけないですdash はいsweat02

 

実は、岩に卵を産みつけてたのですhappy02

 

Photo_4

 

おわかりでしょうか♪♪

 

写真中央に写ってる粒々みたいなものが卵になりますwink

 

Photo_5

 

無事、産まれて来るよう夫婦、協力し合って

 

鰭を使ってパタパタと卵に新鮮な酸素をおくっています♪♪

 

そっと見届けておきましょうshinecatface

 

(たに)。

 

 

2010年2月 2日 (火)

見分けられるかな?

今日の朝、水族館にトラウツボが2匹やってきました。

予備水槽で隣どおしに収容するとふと気付いたことがありました。

 

模様が、違う・・・

 

藤 が名前をつけて可愛がった魚は早死にするジンクスがあるので、

仮にトラ1号、トラ2号と名前をつけて見分けてみましょうeye

 

まず、トラ1号、

1

続いてトラ2号。

2

スゲー簡単ですねsmile

全体に大胆な模様のトラ1号に対し、トラ2号は繊細な感じがします。

目より前の模様の入り方が全く違いますね。

 

写真が悪いですが、現在展示中のトラウツボはこんな顔です。

3

トラ1号に近い感じがしますが、目の後ろのラインが明らかに違います。

この3匹をたとえ一緒の水槽に混ぜたとしても、大丈夫そうです。

彼らの好みや都合に合わせたきめ細やかなケアができるでしょうnote

 

飼育係たるもの、魚の個体識別をして日々彼らの調子を把握したいものです。

上級者は、相当に細かな違いを覚えて見分けているそうです。

調子に乗って、難易度を上げて、カクレクマノミに挑戦してみましょう。

10匹ほどいるカクレクマノミから、ランダムに2匹選んでみました。

1_2

2_2

体の中央にある白いラインが描くカーブが微妙に違います。

 

なんだ、分かるじゃんheart01と思った方、いますよね。

 

写真だと確かに分かります。

しかし、こんなのが10匹入り乱れて泳いでいたら・・・sign02

 

藤 は目が回ってお手上げでしたbearing

無理sign01

しかし、違う切り口で考えると・・・

 

もしかして、

 

もしかしなくても、

 

藤 が観察眼の鈍いショボイ飼育係なだけではないのかcoldsweats02

実は、皆は軽々と見分けているのではないだろうかdown

楽しく挑戦していた「見分けられるかな?」で、

思いがけず、恐ろしいことに気付かされてしまったのか・・・shock

 

さて、藤 の飼育レベルの話は辛気臭いので、

やけになって超超超上級レベルにチャレンジしてみましょう。

そのお魚は、デバスズメダイ。

約50匹の中から一部を撮影してみました。

Photo

素早く泳ぐ50匹のデバスズメダイを個体識別する・・・

もしできたら、まさに、スーパーアクアリスト。

神の眼力の持ち主にしかできないと思われます。

 

そんな事ができるという方は、

その観察力・動体視力・記憶力を活用すれば、

水族館ではない別の分野でビッグな成功間違いなしですねgood

 

 

2010年2月 1日 (月)

お手上げ\(^o^)/

1

 

どん!

 

2

 

どどん!

 

3

 

どどどん!

 

4

 

どどどどん!

 

5

 

どどどどどん!

 

6

 

どどどどどどん!

 

7

 

どーん!

 

 

Photo

 

ばーん!

 

 

怒涛のオニダルマオコゼ8連写で始まりました今日の(安)のブログです。

 

 

この写真は17:00のオノダルマオコゼショー後の光景です。

 

 

水槽に入っている本物のオニダルマオコゼ全部(7匹)が!!

 

水槽の前面に集まって、積み重なっています(笑)

 

 

オニダルマオコゼの餌付けショーでは、水槽に入っている本物のオニダルマオコゼを当ててもらうというショーです。

 

本物7匹・模型3個という構成になっています。

 

しかし写真のように、本物が全て水槽の前面に集まってしまっています!!

 

これではショーにならんとです。

 

オニダルマオコゼ師匠・・・・。

 

 

すいませんが、万遍なく水槽内に散らばってもらえないでしょうか(笑)

 

 

(安)

 

2010年1月31日 (日)

これが手作り○○だぁ~

前々回、前回からの続き、

http://suizokukan.laff.jp/blog/2010/01/post-9a01.html

http://suizokukan.laff.jp/blog/2010/01/post-6ecf.html

 

ついに「手作り○○」の正体があきらcancer(カニ)

 

 

皆さん、お待たせしました

3日かかって作っていたアクリル製品

おそらくどこにも売ってないアレとは

 

 

 

コレだぁーーーーーーーーsign03

 

 

 

 

Dsc_0001

 

水槽でしたぁ

 

 

水族館になくてはならないモノでしょ。

 

でもちょっと妙な形をしています。

横には四角い穴が開いているし。

上から見ると・・・

 

Dsc_0002

 

仕切りが入っています。

 

実はコレ、クラゲ専用の水槽なんです。

この手作り水槽を水槽の中に入れます。

つまり2重水槽になるわけです。

横の四角い穴にはこのあとネットを貼ります。

さすがに手作りなので水が漏れます。

というか、最初からクラゲの2重水槽として作っているので

そこまでの精度を求めていません。 (という言い訳)

そして、

使っていたアクリル板が光りますから

こんな感じになるわけです。

 

 

Dsc_0003

 

うおーーーぉーー、

光ってるぅ~

 

 

「キレイ」なのか「怪しい」のか

よく分かりませんが、確かにこんなもの

普通には売ってませんね。

 

 

そして、そして、

 

これにクラゲを入れると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 お見せできません!

 

 だって水族館に見に来て欲しいから。

 

 

 

 

 

 

 

 

なーんて、実はまだテスト飼育していないので

すぐには展示に使えないだけです。

 

 

ということで、

3回にわたってお届けしてまいりましたが、

皆さん予想は当たりましたか?

 

まさか「水槽を作る」なんて思う人はいないのかも。 

 

近々、クラゲが泳いでいる写真もお届けできると

思いますので、お楽しみにpaper

 

ふたみ


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